和菓子 大福 だいふく

大福

大福(だいふく)は、あんこを餅でくるんだ和菓子の一種で、大福餅とも呼ばれています

その名称は白くふくふくとした大福の形が、「大福長者」を思わせたことに由来しています。
大福長者とは大金持ちのことで、それにあやかることは縁起が良いとも考えられていました。
大福の起源は江戸時代中期、西暦で言うところの1688~1704年の元禄年間とも、あるいはそこから60年ほど下った明和年間であるとも言われています。
作られた当初は今のように甘いお菓子ではなく、砂糖などが用いられて甘く味付けをされるようになるのは十八世紀末になってからのことであると考えられていますが、いずれにせよ江戸時代に作られたことは確かなようで、西暦1798年、つまり寛政十年に書かれた「寛政紀聞」には、冬の夜に焼き大福を売り歩いたところ好評であったということが記されています。

大福はその成立以来餅に豆を入れた豆大福や、ヨモギを加えたヨモギ大福など、様々な工夫がなされ多種多様な大福が楽しまれて来ました。
また、現代ではあんこの代わりにイチゴやカスタードクリーム、チョコレート入れたものなども生まれ、今もなおその種類を増やし続けている和菓子であると言えます。

大福の食しかたとしては、そのまま食べるのが一般的ですが、好みによって軽く焼いたり、おしるこに入れたりする場合もあります。



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